コマミヤンの日記

人がやっているのを見て僕もやってみたいと、そう思い勢い任せで始めてみました。漫画とかアニメとか、そっち系のものが趣味ですけどそんなに詳しくはないです。基本的には自分が何かのタイミングで思ったこととかを書く日記になりそうです。仲良くしていただけたらとてもうれしいです。

初めてデレマスのライブに行って楽しかったなと言う話


 11/10のデレマス7thライブ名古屋公演の2日目を観に行った。これが僕にとって初のデレマスライブ。僕はこれまでライブイベントなど派手なイベント事にはあまり積極的には参加しないタイプのオタクで、デレマスのライブも思い立った時にチケットが受付中だったら応募する程度の熱量で過ごしてきた。そうしてこれまでお決まりの「チケットをご用意できませんでした」のメールを受け取り「まぁ出かける計画をたてずに済んだな」とさほど悔しくもない落選を何度か繰り返していたのだけれど、今回いよいよ本当にチケットが取れてしまう事態が訪れた。

 


 当選メールを受け取り、これでライブ観戦に向けて準備をしなくてはならなくなった。出勤日程の調整や交通手段に宿の手配、なによりにわかオタクが一人でノコノコと出向いていいイベントなのだろうかという考えがひたすらに気をもみ、チケット当選の喜びよりも不安の方が勝っていたと思う。

 

 さてこのぼっちオタクが怯えながらも当日を迎えるまでや、名古屋到着からライブ開演・開演中といろいろ語りたいことはあるが、一息に話をライブの後にまで飛ばそう。

 

 ものすごく楽しかった。

 

 実を言うと僕はここ数年の間にひどい鬱状態を経て何をするのも面倒臭さを感じ、気分を高揚させるということがなかなか難しくなっていた。だけどライブが終わった後の僕ときたらすっかりとデキ上がってしまって、周りの人たちと一緒になって恥ずかしげもなく「アイマス最高ー」と大声を上げていた。そしてライブ会場を出て周囲を見回し、自分が知らないうちになにか無作法を働きそれに憤った人に胸ぐらを掴まれる事もなさそうだと胸を撫で下ろすと、自分が今「感動」を覚えていることに涙が出そうなほどうれしくなってしまった。


 少し前に話題になった、川崎の通り魔事件に関しての爆笑問題太田光が発した言葉を思い出した。内容は、何かをきっかけ(太田さんの場合はピカソ)に急に感動が戻ってきて、そこからいろいろなものを好きなれて、そうするとそんな自分も捨てたもんじゃないぞと思えるようになる、とこんな話だったはずだ。ライブ後の僕はこの「急に感動が戻ってきた」に近い状態にあったのだと思う。自分が一切の感動を失っていたとは思わない。美味しいものを食べれば美味しいと感じ、面白い漫画を読めば面白いと感じていたはずだった。だけどそれは、頭の中だけで「これは自分がおいしいと感じるモノだ」「これは自分が楽しいと感じるモノだ」というような、どこか他人事のような分析だけが行われていたのだと、心は動いてはいなかったのだと、そんなことを今にして思う。

 

 疲れてはいたが宿までの足取りは軽かった。楽しいとか、嬉しいとか、悔しいとかで自分の心が揺り動いているのを感じるのは心地よかった。もちろんこれを機に鬱が綺麗さっぱり無くなりました、とはいかなくて、面倒臭さや気だるさは相変わらず脳味噌にべっとりとこびりついたままだけれど、活動的な気持ちを幾分か取り戻せたし、もう少し自分自身をどうにかしたいと、今では思える。「どうやら自分はまだ捨てたもんじゃないらしいぞ」。まずは久しぶりにブログでも更新してみるかと、そんなわけでこんな内容を投稿してみた次第。まぁライブから1週間経ってしまったのだけど。
 


 ともあれ、ありがとうアイドルマスターシンデレラガールズ、ありがとう名古屋だ。今後は積極的にチケット争いに参加し、是非とも次の大阪公演にも足を運びたいと思っている。ひとりぼっちで誰とも感動を分かち合えないというのも悲しかったし、名刺交換とやらにも手を出してみるか?うむ、少し時間は経ったけどまだまだ活動的な気持ちを保てている。

 

 

 ちなみに今更ですが担当は日野茜ちゃんです。だったらもっと情熱的に人生を送ってろって話なんですがね。ボンバーだ、ボンバー。