コマミヤンの日記

人がやっているのを見て僕もやってみたいと、そう思い勢い任せで始めてみました。漫画とかアニメとか、そっち系のものが趣味ですけどそんなに詳しくはないです。基本的には自分が何かのタイミングで思ったこととかを書く日記になりそうです。仲良くしていただけたらとてもうれしいです。

運命の再会

何年か前の、まだ僕が大学生だったころに起きた、ある人物とのそれはもう電撃的な再会のストーリー。なにが電撃的かって、まずある日の夕方に家の近くに雷が落ちた。その時僕はリビングでテレビを眺めて一人まんじり過ごしていた。急に大きな発砲音すると同時に照明が火花を一瞬散らしてテレビと同時に切れる。隣に住む祖母がこちらの家にやってきて「庭に落ちた!今庭に落ちたよ!」と大はしゃぎ。僕の実家は隣に祖父母の住む家と従兄弟の家族の家があるのだけれど、この雷の被害は見事にこの三軒の血縁者宅のみで、どうやら本当に間近に雷が落ちたようだった。

いくつかの電化製品はケーブルなどが焼き切れており、テレビも使用が不可能となった。このテレビはそれなりに年季の入ったものであり、地デジの事も考えたら修理に出すよりも新品を買った方がいいだろうということで、程なくして我が家に大型の液晶テレビがやってくる。ちなみにこの時、この買い替えの流れは地デジ推進親善大使である草なぎ剛による陰謀なのではないかという説が囁かれたが、それはまた別のお話。

新しいテレビでは最初の二週間に有料放送をお試しで見れたので、ある日大学をサボっていた僕はアルバイトの時間までやることのなかったのでチャンネルを転がしていた。すると突如、懐かしい姿・・・勇姿が僕の目に飛び込んできた。特捜ロボ ジャンパーソン。しかもビックリ第一話。幼少期のヒーローとの再会であった。

さて、これだけでは「なんだたまたま再放送にぶつかっただけじゃないか」と思うかも知れない。しかし、ジャンパーソンを知っている方には主題歌を思い出して欲しい。そう、歌い出しは「君がくる、稲妻の中を~」だ。まさしく稲妻をきっかけに僕の前に再びこのヒーローは姿を現したのだ。

さらに驚くことが重なる。このジャンパーソン再放送は一度に二話放送しており、そのすぐ翌日の早朝から第三・四話の放送があった。丁度夜勤のアルバイトから戻る時間に放送だったのでその放送も見ていたのだが、エンドロールにてなんと第四話のロケ地がその頃まさに自分が通っていた大学のキャンパスだったことが発覚。これはもう運命的な力が作用しているに違いない。ひとりぼっちの大学生活で唯一、ここに通っていてよかったと思えた瞬間だった。

心が奮い立つ。僕も随分大きくなったというのに、このヒーローは未だに僕に勇気を与えてくれる。こんなにうれしいこともない。けどま、結局崩れて留年したんだけどね。

デデデッデッッデッッデー、ジャンパーソンファイッ!フォージャスティス。ウーウーウー